【ワイン】基本的な製造方法と分類について

初心者と学ぶワイン

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ワインについても まだまだ初心者のこんぶですが、今日はワインの基本的な製造方法と分類について簡単に説明していこうと思います。

今回は全体的な説明をして、次回以降から掘り下げていこうと思っています。

ワインは知識があればあるほど美味しくなると思うので、ぜひ一緒に学んでいきましょう!

ワインとは

まず、ワインを一言で説明すると「ブドウを原料として発酵させたアルコール飲料」です。

それだけではよく分からないので、基本的な「原料」や「製造方法」、「ワインの分類」について、順番に見ていきましょう。

一般的に、ワインの原料にはブドウを使用します。

ですが、リンゴやベリー、サクランボ、桃、梨などの他の果物を原料として使用する場合もあります。その場合は、通常「フルーツワイン」と呼ばれます。

今から説明していく内容は、ブドウを原料とした一般的なワインについてのお話になります。

種類によって製造方法は異なりますが、基本的には「①収穫」→「②破砕と圧搾」→「③発酵」→「④澱引き(おりびき)」→「⑤熟成」→「⑥(必要に応じて)ブレンド」→「⑦瓶詰め」の流れで製造されます。

それぞれの工程について、簡単に説明します。

収穫:ブドウは、成熟度を見極めて最適なタイミングで収穫されます。手摘みや機械収穫が一般的です。

破砕と圧搾:収穫されたブドウは、破砕機にかけられて果汁が取り出されます。赤ワインの場合は果皮や種も一緒に発酵させますが、白ワインの場合は圧搾して果汁だけを使います。

発酵:発酵タンクに果汁(赤ワインの場合は果皮と種も含みます)を移し、酵母が加えられ、発酵が始まります。酵母が糖をアルコール二酸化炭素に変えてくれます。

 赤ワインは、果皮と種も一緒に発酵させるので、発酵中に果皮と種から色素とタンニンが抽出されます。

 白ワインは、果汁だけを発酵させます。

 ロゼワインは、赤ワインと同じ方法で発酵を始めますが、色が付いたら早めに果皮を取り除きます。

澱引き(おりびき):発酵が完了したら、ワインをタンクから別の容器に移して澱(発酵の副産物)を取り除きます。澱引き(おりびき)をすることで、濁りを取り除き、クリアなワインになります。

熟成:ワインをオーク樽やステンレスタンクで熟成させます。これにより、風味が発展し、複雑さが増します。オーク樽で熟成させると、ワインに独特の風味と香りが加わります。

ちなみに、熟成期間は数ヶ月から数年になることがあります。

⑥(必要に応じて)ブレンド:ブレンドはすべてのワインで行われるわけではなく、必要に応じて行われます。異なるタンクや樽で熟成されたワインをブレンドし、最終的な味わいを調整します。

瓶詰め:完成したワインを、フィルターにより澱を取り除いてから瓶詰めします。その後、瓶内でさらに熟成させることもあります。

ワインには色々な分類方法がありますが、主に色やスタイルによって分けることができます。

色による分類では「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」、スタイルによる分類では「スティルワイン」「スパークリングワイン」「デザートワイン」「強化ワイン」に分けられます。

色による分類は何となく知っている方も多いと思いますが、スタイルによる分類の中には初めて聞くものもあるかもしれませんね。

それぞれの詳しい説明については、今後紹介していこうと思います。

まとめ

・ワインとは「ブドウを原料として発酵させたアルコール飲料」

・基本的な製造方法は、「①収穫」→「②破砕と圧搾」→「③発酵」→「④澱引き(おりびき)」→「⑤熟成」→「⑥(必要に応じて)ブレンド」→「⑦瓶詰め」の流れで製造される

・色による分類では「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」、スタイルによる分類では「スティルワイン」「スパークリングワイン」「デザートワイン」「強化ワイン」に分けられる

次回からは、ワインを分類した各種類について詳しく説明していこうと思います。

それでは、こんぶはじゃ~

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