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こんにちは。こんぶです。
今日は、「変数の初期化と定数」について学んでいきましょう!
私の自己紹介等は、こちらからどうぞ。
また、Javaの学習を最初から進めていきたい方は、Java-1から見てみてくださいね。
変数の初期化
変数を宣言すると同時に値を代入することを「変数の初期化」といいます。
ソースコードには、「型 変数名 = 代入するデータ;」のように記述します。
例えば、int型の変数「year」を宣言し、「year」に「2024」を代入するというソースコードを記述すると、
のようになりますが、これを「変数の初期化」を利用して記述すると、
のようになります。1行で記述できるので、コードが少しスッキリしましたね。
定数
すでに値が入っている変数に代入すると、古い値は消滅し、内容は新しい値に書き換わるという性質をもっており、それを「変数の上書き」といいます。
内容がプログラムの動作中に書き換わる必要のない変数の場合は、変数宣言に「final」という記述を加えることで、上書きを防止することができます。
「final」付きで宣言された変数は「定数」と呼ばれ、宣言と同時に初期値が代入された後は値を書き換えできなくなります。(定数に誤って再代入しようとすると、コンパイルエラーとなり気付くことができます)
ソースコードで「定数の宣言」をする場合は、「final 型 定数名 = 初期値;」のように記述します。
一般的に、定数名にはすべて大文字を使用します。
定数の内容を変更したい場合、初期化する部分だけを修正します。
次の例をもとに解説していきます。
このソースコードは、3行目でint型の定数「NUMBER」を「50」で初期化し、5行目で、「The number is:50」と画面に表示するという内容になっています。
4行目以降で「int NUMBER = 60」等を記述したとしても、変数の上書きが起こることはなく、コンパイルエラーとなります。
今回のまとめ
★変数の初期化は、「型 変数名 = 代入するデータ;」のように記述する
★定数の宣言は、「final 型 定数名 = 初期値;」のように記述する
★定数名には、すべて大文字を使用する
・変数の初期化:変数を宣言すると同時に値を代入すること
・変数の上書き:値が入っている変数に代入すると、古い値は消滅し、新しい値に書き換わること
・定数:プログラムの動作中に書き換わることがない変数
次回からは、mainメソッドの1つである「計算の文」について説明していきます。
今回の内容のチャレンジ問題はこちらです→チャレンジ問題【Java-5】
次の内容に進む方はこちらです→【Java-6】計算の文①
それでは、こんぶはじゃ~
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