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こんにちは。こんぶです。
今日は、メソッドについて学んでいきましょう!
私の自己紹介等は、こちらからどうぞ。
また、Javaの学習を最初から進めていきたい方は、Java-1から見てみてくださいね。
メソッド
メソッドとは、複数の文をまとめて1つの処理として名前を付けたものです。
長いコードを機能単位に分割して保存し、メインのコードの必要な部分で分割したメソッドを呼び出すようにすることで、コードがスッキリします。
メソッドのイメージとしては次の図ような感じになります。
メソッドを利用するメリットとしては、プログラムがスッキリするだけではなく、機能単位に記述することで修正範囲を限定しやすいことや、同じ処理を何度も呼び出すことができるため(同じ処理を何度も記述する必要がなく)作業効率が上がること等があります。
メソッドを使用するには、「定義」し、「呼び出す」という2つの手順が必要です。それぞれ順番に説明していきます。
メソッドの定義
メソッドを作成することを「メソッドの定義」といいます。
実際にどのように記載するかというと、クラスブロック内で次のように記載して使用します。
例えば、メソッド名を「kombu」とし、メソッドが呼び出された時の処理は「こんにちは!こんぶです。」と画面に表示するというメソッドを定義すると次のようになります。(クラスブロックは省略しています)
メソッドの呼び出し
メソッドを使用することを「メソッドを呼び出す」といい、「メソッド名()」のように記載します。
例えば、先ほどの「kombu」メソッドを呼び出す場合は次のようになります。
mainメソッドでは「kombu」メソッドを呼び出してから「kombuメソッドを呼び出しました。」と画面に表示するようにコードを記載しているため、実行結果は次のようになります。
この実行結果からも分かるように、まずmainメソッドが処理されていき、mainメソッド内のkombuメソッドの部分でkombuメソッドが呼び出されるという順番で処理が進んでいきます。
メソッドは定義していても呼び出しをしなければ実行されることはありません。
ちなみに、mainメソッド以外からもメソッドを呼び出すことができます。
メソッドの処理順番&メソッド名の注意点
複数のメソッドが定義されている場合の処理順番について説明します。
ソースコード内に定義された各メソッドの記載順番には意味がなく、mainメソッドを起点に他のメソッドが呼び出されていきます。
なので、mainメソッドが最後に記載されていた場合でもmainメソッドから順番に処理され、他のメソッドは呼び出された時点で処理されていくことになります。
次にメソッド名の注意点ですが、複数人で作業することが多いため、他の人から見ても処理内容が分かりやすい名前にしましょう。
今回のまとめ
★メソッドを利用するメリットには、「プログラムがスッキリする」、「修正範囲を限定しやすい」、「同じ処理を何度も呼び出せる」等がある
★メソッドの定義は、クラスブロック内で次のように記載する
★メソッドの呼び出しは、「メソッド名()」のように記載する
★メソッドは定義しても呼び出しをしなければ実行されない
★複数のメソッドが定義されている場合、mainメソッドを起点に他のメソッドが呼び出されていく
★メソッド名は、処理内容が分かりやすい名前にする
・メソッド:複数の文をまとめて1つの処理として名前を付けたもの
・メソッドの定義:メソッドを作成すること
・メソッドを呼び出す:メソッドを使用すること
次回は、メソッドの第2弾として「引数の利用」について説明していこうと思います。
今回の内容のチャレンジ問題はこちらです→チャレンジ問題【Java-26】
次の内容に進む方はこちらです→【Java-27】メソッド②引数の利用
それでは、こんぶはじゃ~
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