【Java-22】配列①

初心者向けJava講座

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こんぶ
こんぶ

こんにちは。こんぶです。

今日は、配列について学んでいきましょう!

私の自己紹介等は、こちらからどうぞ。

また、Javaの学習を最初から進めていきたい方は、Java-1から見てみてくださいね。

配列とは

配列とは、1つの種類の複数データを並び順で格納するデータ構造のことです。(データ構造とは、ある一定のルールに従ってデータを格納する形式のことです)

配列の中には、変数のような箱が連続して並んでいるのですが、その1つ1つを要素といいます。

要素は、型をもっていて、1つのデータを格納することができます。ですが、各要素には同じ種類のデータしか保存できません。

配列では、それぞれの要素に値を代入して1つ1つのデータを別々に使用するだけでなく、全ての要素のデータをまとめて使用することもできるのが特徴です。

配列内の各要素には0~の番号が付いており、その番号を「添え字」や「インデックス」といいます。から始まるため、最後の添え字は要素の数よりも1小さい値になります。

文章だけでは伝わりにくいと思うので、次のイメージ図を見てみましょう。

イメージ図では、箱のようなものが6つ連続して並んでいますが、1つ1つの箱のようなものが「要素」で、各要素に付いている0~の番号が「添え字」です。

7つの要素をもつ配列を作成する場合は、添え字が0~6の要素をもつ配列を作成することになります。

配列の作成方法

配列を作成する時には、「配列変数を宣言」し、「要素を作成して代入」する必要があります。また、2つを同時に行うこともできます。

順番に説明していきます。

まずは配列変数を作成します。この変数に代入できるのは値ではなく配列の要素です。

要素の型[] 配列変数名;」のように宣言します。

例えば、int型の要素を代入する「days」という配列変数を宣言する場合は、「int[] days;」のように記述するということになります。

要素を作成して、その要素を宣言した配列変数に代入します。

配列変数名 = new 要素の型[要素数];」のように記述します。

ここで登場した「new」はnew演算子と呼ばれ、指定された型の要素を[]内に指定された数だけ作成するものです。

例えば、int型の要素を3個作成し、配列変数「days」に代入する場合は、「days = new int[3];」のように記述します。

つまり、int型の要素を持つ配列変数「days」を宣言し、3つのint型の要素を配列に代入する場合は次のようになります。

「配列変数の宣言」と「要素の作成と代入」を同時に行うこともできます。

その場合は「要素の型[] 配列変数名 = new 要素の型[要素数];」のように記述することになります。

例えば、int型の要素を持つ配列変数「days」を宣言し、3つのint型の要素を配列に代入するのを同時に行うと、「int[] days = new int[3];」のようになります。

配列の使用方法

配列を使用する際には、どの要素に値を出し入れするかを指定して「配列変数名[要素の添え字] = 値;」のように記述します。

例えば、配列変数「days」の先頭の要素に5を代入する場合は「days[0] = 5;」のように記述することになります。

また、配列の要素数を取得したい場合は、「配列変数名.length」を使用することもできます。

配列の初期化

変数とは違い、配列の要素は自動的に初期化されます。

なので、初期化なしで使用したとしても、コンパイルエラーにはならずに使用することができます。

自動的に配列の要素が初期化される値は、要素の型によって変わります。

数値型の場合は「0」、boolean型の場合は「false」、String型の場合は「null」で初期化されます。

配列の作成から初期値の代入をまとめて記述

配列の作成から初期値の代入をまとめて記述することもできます。

次の2つの方法があります。

要素の型[] 配列変数名 = new 要素の型[]{値1,値2,値3,…};

要素の型[] 配列変数名 ={値1,値2,値3,…};

例えば、3つのint型の要素を持つ配列変数「days」に初期値として「5、6、7」を代入する場合は、「int[] days = new int[]{5,6,7};」もしくは「int[] days ={5,6,7};」と記述します。

今回のまとめ

★配列とは、1つの種類の複数データを並び順で格納するデータ構造のこと

★配列の中に連続して並んでいる箱のようなもの1つ1つを要素という

★配列では、全ての要素のデータをまとめて使用することもできる

★配列内の各要素に付いている0~の番号を「添え字」や「インデックス」という

★配列変数は「要素の型[] 配列変数名;」のように宣言

★要素の作成と代入は「配列変数名 = new 要素の型[要素数];」のように記述

★「配列変数の宣言」と「要素の作成と代入」を同時に行う場合は「要素の型[] 配列変数名 = new 要素の型[要素数];」のように記述

★配列を使用する際には「配列変数名[要素の添え字] = 値;」のように記述

★配列の要素数の取得は「配列変数名.length」を使用

★自動的に配列の要素が初期化される値は、数値型の場合は「0」、boolean型の場合は「false」、String型の場合は「null

★配列の作成から初期値の代入をまとめて記述する場合は「要素の型[] 配列変数名 = new 要素の型[]{値1,値2,値3,…};」もしくは「要素の型[] 配列変数名 ={値1,値2,値3,…};」と記述

データ構造:ある一定のルールに従ってデータを格納する形式のこと

new演算子:指定された型の要素を[]内に指定された数だけ作成するもの

次回も引き続き、配列について説明していこうと思います。

今回の内容のチャレンジ問題はこちらです→チャレンジ問題【Java-22】

次の内容に進む方はこちらです→【Java-23】配列②for文との組み合わせ

それでは、こんぶはじゃ~

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