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こんにちは。こんぶです。
今日は、繰り返し構文の1つである「while構文」について学んでいきましょう!
私の自己紹介等は、こちらからどうぞ。
また、Javaの学習を最初から進めていきたい方は、Java-1から見てみてくださいね。
while構文
以前、「【Java-14】制御構文(if文、while文)」で簡単に紹介した「while文」には、「while構文」と「do-while構文」の2種類があります。
それぞれについて順番に説明していきます。
while構文
「while構文」は、基本形のwhile文で、ブロック(処理内容)を実行する前に条件式を評価したい時に使用します。
ブロック(処理内容)を実行する前に条件判定を行うため「前置判定」となり、初めから条件式の判定結果が「false」だった場合は1度もブロック(処理内容)が実行されません。
記述方法は、次のようになります。
条件式が「true」かどうかを確認し、「true」の場合は処理内容を実行し、条件式が「true」である間は処理内容を繰り返します。(条件式が「false」になった時点でループは終了します。)
次の例も見てみましょう。
こちらのコードでは、「int型の変数 countに入っている数字が5以下である」という条件に当てはまる(true)場合、画面に「Count is:★」(★は、その時点で変数 countに入っている数字)と表示されます。そして、表示後に「int型の変数 count」に入っている値を1増やします。
その後、再び条件に当てはまるかを評価し、「true」である間は処理内容を繰り返します。
例では、while文より前でint型の変数 countを1で初期化しているので、「Count is: 1」「Count is: 2」「Count is: 3」「Count is: 4」「Count is: 5」のように表示されます。
do-while構文
「do-while構文」は、ブロック(処理内容)を実行した後に条件式を評価したい時に使用します。
ブロック(処理内容)を1度実行した後に条件判定を行うため「後置判定」となり、最低でも1回はブロック(処理内容)を実行します。
記述方法は、次のようになります。
1度処理内容を実行してから、条件式が「true」かどうかを確認し、「true」の場合は再び処理内容を実行し、条件式が「true」である間は処理内容を繰り返します。(条件式が「false」になった時点でループは終了します。)
次の例も見てみましょう。
こちらのコードでは、まず画面に「Count is: 1」(while文より前でint型の変数 countを1で初期化しているため)と表示して、「int型の変数 count」に入っている値を1増やします。
その後、「int型の変数 countに入っている数字が5以下である」という条件に当てはまる(true)かどうかを確認し、当てはまる場合は画面に「Count is:★」(★は、その時点で変数 countに入っている数字)と表示されます。そして、表示後に「int型の変数 count」に入っている値を1増やします。
その後、さらに条件に当てはまるかを評価し、「true」である間は処理内容を繰り返します。
例では、while文より前でint型の変数 countを1で初期化しているので、「Count is: 1」「Count is: 2」「Count is: 3」「Count is: 4」「Count is: 5」のように表示されます。
今回のまとめ
★while文には、「while構文」と「do-while構文」の2種類がある
★「while構文」は、基本形のwhile文で、ブロック(処理内容)を実行する前に条件式を評価したい時に使用する
★「while構文」は、前置判定なので、初めから条件式の判定結果が「false」だった場合は1度もブロック(処理内容)が実行されない
★「do-while構文」は、ブロック(処理内容)を実行した後に条件式を評価したい時に使用する
★「do-while構文」は、後置判定なので、最低でも1回はブロック(処理内容)を実行する
次回は、「for文」について説明していこうと思います。
今回の内容のチャレンジ問題はこちらです→チャレンジ問題【Java-19】
次の内容に進む方はこちらです→【Java-20】繰り返し構文②for文
それでは、こんぶはじゃ~
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