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こんにちは。こんぶです。
今日は、分岐構文の1つである「if構文」について学んでいきましょう!
私の自己紹介等は、こちらからどうぞ。
また、Javaの学習を最初から進めていきたい方は、Java-1から見てみてくださいね。
if構文
以前、「【Java-14】制御構文(if文、while文)」で簡単に紹介した「if文」には、「ifのみの構文」「if-else構文」「if-else if-else構文」の3種類があります。
それぞれについて順番に説明していきます。
ifのみの構文
「ifのみの構文」では、「true」の時のみ処理を設定することができます。
なので、「false」の時は何もしない場合に使用します。
次の例を見てみましょう。
こちらのコードでは、「int型の変数 number に入っている数字が0より大きい」という条件に当てはまる(true)場合、画面に「0より大きいです。」と表示されます。0より小さかった(false)場合には何も表示されません。
例では、if文より前でint型の変数 number を10で初期化しているので「0より大きいです。」と表示されることになりますね。
ちなみに、「ifのみの構文」の基本としては次のようになります。
条件式が「true」の時のみ処理内容を実行します。
「false」の処理がないので、とてもシンプルですね。
if-else構文
「if-else構文」は基本形のif文となります。
「if-else構文」では、「true」の時と「false」の時にそれぞれ別の処理を設定することができます。
次の例を見てみましょう。
こちらのコードでは、「int型の変数 number に入っている数字が0より大きい」という条件に当てはまる(true)場合は画面に「0より大きいです。」と表示され、条件に当てはまらない(false)場合は画面に「0より大きくないです。」と表示されます。
例では、if文より前でint型の変数 number を-5で初期化しているので「0より大きくないです。」と表示されることになりますね。
ちなみに、「if-else構文」の基本としては次のようになります。
条件式が「true」の時は「trueの場合の処理内容」を、「false」の時は「falseの場合の処理内容」を実行します。
一番よく使う形なので、しっかりと覚えておきましょう。
if-else if-else構文
「if-else if-else構文」では、「true」の時と「false」の時にそれぞれ別の処理を設定することができ、さらに「false」の時は別の条件で分岐をさせることができます。
つまり、1つのif文で3つ以上のルートに分岐させることができるんです。
次の例を見てみましょう。
こちらのコードでは、「int型の変数 number に入っている数字が0より大きい」という条件に当てはまる(true)場合は画面に「0より大きいです。」と表示され、条件に当てはまらない(false)場合は「int型の変数 number に入っている数字が0より小さい」という条件に当てはまるかどうかを確認します。「0より小さい」という2つ目の条件に当てはまる(true)場合は画面に「0より小さいです。」と表示され、条件に当てはまらない(false)場合は「0です。」と表示されます。
例では、if文より前でint型の変数 number を0で初期化しているので「0です。」と表示されることになりますね。(1つ目の条件にも2つ目の条件にも当てはまらない)
ちなみに、「if-else if-else構文」の基本としては次のようになります。
条件式1が「true」の時は「条件式1がtrueの場合の処理内容」を、条件式1が「false」で条件式2が「true」の時は「条件式1がfalseで、条件式2がtrueの場合の処理内容」を、条件式1も条件式2も「false」の時は「条件式1も条件式2もfalseの場合の処理内容」を実行します。
条件式2でも「false」の時に、さらに別の条件で分岐させたい場合は、同様に条件式3を追加することもできます。
また、最後の条件式の結果が「false」の場合に何も実行しなくていいのであれば、最後のelse以降の部分を省略することもできます。
少し難しいかもしれないですが、便利な構文ですね。
今回のまとめ
★if文には、「ifのみの構文」「if-else構文」「if-else if-else構文」の3種類がある
★ifのみの構文では「true」の時のみ処理を設定できる
★if-else構文は基本形で、「true」の時と「false」の時にそれぞれ別の処理を設定できる
★if-else if-else構文では「true」の時と「false」の時にそれぞれ別の処理を設定することができ、さらに「false」の時は別の条件で分岐できる
次回は、「switch構文」について説明していこうと思います。
今回の内容のチャレンジ問題はこちらです→チャレンジ問題【Java-17】
次の内容に進む方はこちらです→【Java-18】分岐構文②switch構文
それでは、こんぶはじゃ~
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