※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
こんにちは。こんぶです。
今日は、演算子について学んでいきましょう!
私の自己紹介等は、こちらからどうぞ。
また、Javaの学習を最初から進めていきたい方は、Java-1から見てみてくださいね。
算術演算子
左右の数値オペランドを使って四則計算を行うための演算子を「算術演算子」といいます。
代表的な算術演算子を5つ紹介します。(※優先順位の数字は、15段階で1が最優先です)
「+」演算子の機能は「加算(足し算)」で、Javaの優先順位は「5」で、評価の方向は「左→右」です。
「–」演算子の機能は「減算(引き算)」で、Javaの優先順位は「5」で、評価の方向は「左→右」です。
「*」演算子の機能は「乗算(掛け算)」で、Javaの優先順位は「4」で、評価の方向は「左→右」です。
「/」演算子の機能は「除算(割り算)」で、Javaの優先順位は「4」で、評価の方向は「左→右」です。
「%」演算子の機能は「剰余(割り算の余り)」で、Javaの優先順位は「4」で、評価の方向は「左→右」です。
除算演算子(/)は、整数同士の割り算に使用すると「商」を計算してしまうため、評価結果が小数点以下で切り捨てられると困る場合は、左右どちらかのオペランドを小数にしなければいけません。
例えば、「3/2」を計算すると「1」と評価されてしまいますが、「1.5」と評価してほしい時には「3/2.0」または「3.0/2」と記載する必要があるということです。(もちろん「3.0/2.0」としても大丈夫です)
文字列結合演算子
左右の文字列オペランドを結合して1つの文字列にする演算子を「文字列結合演算子」といいます。
加算と同じ記号(+)を使います。
なので、「+」演算子は、左右のオペランドが数字の時は「算術演算子」、文字列の時は「文字列結合演算子」となるということですね。
文字列結合演算子「+」の機能は「文字列の連結」で、Javaの優先順位は「5」で、評価の方向は「左→右」です。
代入演算子
右オペランドの内容を左オペランドの変数に代入する演算子を「代入演算子」といい、記号は「=」を使います。
「=」演算子の機能は「右辺を左辺に代入する」で、Javaの優先順位は「15」で、評価の方向は「左←右」です。
今日紹介した演算子では、初めて評価の方向が「左←右」のものが出てきましたね。
例えば、変数aの値を現在の値から5増やしたい場合には、「a = a + 5;」と記述することになります。
数学的な考え方をすると少し違和感を感じるかもしれませんが、Javaの「=」演算子の機能は「右辺を左辺に代入する」なので、このようになります。
今回のまとめ
★算術演算子「+」の機能は「加算(足し算)」で、Javaの優先順位は「5」で、評価の方向は「左→右」
★「–」演算子の機能は「減算(引き算)」で、Javaの優先順位は「5」で、評価の方向は「左→右」
★「*」演算子の機能は「乗算(掛け算)」で、Javaの優先順位は「4」で、評価の方向は「左→右」
★「/」演算子の機能は「除算(割り算)」で、Javaの優先順位は「4」で、評価の方向は「左→右」
★「%」演算子の機能は「剰余(割り算の余り)」で、Javaの優先順位は「4」で、評価の方向は「左→右」
★除算演算子(/)は、整数同士の割り算に使用すると「商」を計算する
★「+」演算子は、左右のオペランドが数字の時は「算術演算子」、文字列の時は「文字列結合演算子」となる
★文字列結合演算子「+」の機能は「文字列の連結」で、Javaの優先順位は「5」で、評価の方向は「左→右」
★「=」演算子の機能は「右辺を左辺に代入する」で、Javaの優先順位は「15」で、評価の方向は「左←右」
・算術演算子:左右の数値オペランドを使って四則計算を行うための演算子
・文字列結合演算子:左右の文字列オペランドを結合して1つの文字列にする演算子
・代入演算子:右オペランドの内容を左オペランドの変数に代入する演算子
タイトルから察していた方もいるかもしれませんが、次回も「演算子」について説明していこうと思います。
今回の内容のチャレンジ問題はこちらです→チャレンジ問題【Java-9】
次の内容に進む方はこちらです→【Java-10】計算の文⑤演算子2
それでは、こんぶはじゃ~
コメント