※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
こんにちは。こんぶです。
今日は、「データ型」について学んでいきましょう!
私の自己紹介等は、こちらからどうぞ。
また、Javaの学習を最初から進めていきたい方は、Java-1から見てみてくださいね。
データ型
プログラムで扱えるデータの種類を「データ型」もしくは「型」といいます。
代表的なデータ型は9種類あり、整数を格納できる型が4種(byte、short、int、long)、小数を格納できる型が2種(float、double)、真偽値を格納できる型が1種(boolean)、文字を格納できる型が1種(char)、文字列を格納できる型が1種(String)です。これらの9種類はよく使用するので、全部覚えておきましょう。
それでは、それぞれのデータ型について説明していきます。
整数を格納できる型(byte、short、int、long)
byte型には、±約128までの整数を格納可能で、消費メモリは1バイトです。
short型には、±約3.2万までの整数を格納可能で、消費メモリは2バイトです。
int型には、±約21億までの整数を格納可能で、消費メモリは4バイトです。
long型には、±約900京までの整数を格納可能で、消費メモリは8バイトです。
つまり、格納できるデータの大きさは「byte<short<int<long」の順に大きくなり、その分メモリも消費するということですね。
データの格納可能範囲と消費メモリを細かく覚えておく必要はありませんが、だいたいのイメージと、整数の型の中での順番は覚えておきましょう。
ちなみに、整数を代入する型を指定する場合、通常は「int型」を使用します。
小数を格納できる型(float、double)
コンピュータ内部では、小数を「浮動小数点」という形式で管理しているので、「浮動小数点型」と総称されることもあります。
「float型」と「double型」を比較すると、「double型」の方がメモリを消費するのですが、より厳密な計算をすることができます。
なので、小数を代入する型を指定する場合、特別な事情がない限りは「double型」を使用します。
浮動小数点方式には「真に厳密な計算ができない」という弱点があります。わずかな差が発生することがあり、それが積み重なると大きな差になるため、誤差が許されない計算には「float型」も「double型」も使用することはできません。
金額等の計算には、浮動小数点方式は使えないということですね。
真偽値を格納できる型(boolean)
真偽値とは、簡単にいうとYesかNoかの二者択一の情報のことです。
内容が正しい場合(Yes)は「true」、内容が正しくない場合(No)は「false」を格納することができます。
「boolean型」を「真偽値型」という場合もあります。
文字を格納できる型(char)
文字を格納できるというのは、1文字だけを格納できるということです。
「char型」には、全角や半角どちらでも1文字だけを代入することができます。
ソースコードに文字データを記述する場合、「単一引用符(’)」で囲む必要があります。単一引用符(’)は半角入力になります。
例えば「char型」に「A」を代入する場合、「’A’」と記述します。
文字列を格納できる型(String)
文字列を格納できるというのは、0文字以上の文字の集まりを格納できるということです。(空文字(0文字)も格納可能です)
ソースコードに文字列データを記述する場合、「二重引用符(”)」で囲む必要があります。二重引用符(”)は半角入力になります。
例えば「String型」に「こんぶ」を代入する場合、「”こんぶ”」と記述します。
今回のまとめ
★プログラムで扱えるデータの種類を「データ型」もしくは「型」という
★整数を格納できる型には「byte型」「short型」「int型」「long型」があり、通常は「int型」を使用する
★小数を格納できる型には「float型」「double型」があり、通常は「double型」を使用する
★コンピュータ内部では、小数を「浮動小数点」という形式で管理しており、「真に厳密な計算ができない」という弱点があるため、誤差が許されない計算には使用不可
★真偽値を格納できる型には「boolean型」があり、「true」か「false」の二者択一の情報を格納できる
★文字を格納できる型には「char型」があり、1文字だけを格納できる
★文字列を格納できる型には「String型」があり、0文字以上の文字の集まりを格納できる
・浮動小数点方式:コンピュータ内部で小数を管理する方法で、真に厳密な計算はできない
・真偽値:二者択一の情報
次回は、「変数の初期化」と「定数」について説明していこうと思います。
今回の内容のチャレンジ問題はこちらです→チャレンジ問題【Java-4】
次の内容に進む方はこちらです→【Java-5】変数宣言の文③変数の初期化と定数
それでは、こんぶはじゃ~
コメント